宮城県の古い山寺で可能な樹木葬

戦後に家族制度が廃止されてから、先祖代々の寺を維持し続けるのは事実上無理になってきています。

少子化が始まる前から、それは予測できたことでした。

しかし、昔ながらのしきたりを変えるのが特に難しい分野であったために、さまざまな問題をかかえながらも大きな変化がないままの状態が続きました。

そんな中インターネットが登場し、人々が広く意見を述べ合う場ができたためか、樹木葬という方法が生み出され、多くの人々に支持され、一般的な埋葬方法となってきています。

これはたいへん好ましい傾向でしょう。

樹木葬をするなら、古くからある寺が、それも山寺が向いていそうです。

例え都市部の墓地に墓を建てたとしても、百年後どころか数十年後にその土地がどうなっているか予測できません。

一方、例えば宮城県の禪興寺のように、1265年から続く寺であれば、今まで753年もそこにあったわけですから、今後数百年は大丈夫だろうという目途が立ちます。

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